RADIOHEAD

polytic2007-09-07

レディオヘッド。今や知らない人は居ないってくらい有名だけど、今のレディオヘッドはどうなんでしょう。
相当、今更な話題ではあるけど・・・

個人的には、やっぱりセカンドの「The Bends」が最高。だと思ってる。
「The Bends」「Just」「Black Star」で、日本盤ボーナストラックの「Killer Cars」。
各曲のクオリティーの高さたるや、同時期の英国、いや世界中見渡しても比肩するもの
他に無いんじゃないか。
もろ「ブリットポップ」喧騒中だけど既に頭数個分も抜きん出た孤高の感が漂ってる。

で、98年、「OK Computer」で世界的評価を得る。

それから。


次に出したのが、アレですわ。
「Kid A」

「Pablo Haney」「The Bends」「OK Computer」と来て、はっきり言って「OK〜」で
突き詰めるところまで詰めた、次はどうするんだろう、って皆が期待もしくは不安を抱きながら
待ってたと思う。で、届けられたのは、アレ。


・・・どうなんでしょうか。

ファーストから変化してきた音楽性の流れとしては至極、自然なことだったのかもしれない。
でも・・・

あーいう音って、何もレディオヘッドが出す必要は全くないんじゃないのかと思うわけですよ。
エイフェックスツインなんかがもっと凄くて面白い音を出しちゃってるんだし。

「エイフェックスツインの真似事だ」みたいな記事もどっかで読んだ記憶がある。

そもそも、擁護派は「エイフェックスツインとKID Aの違いも解らないのかバカめ」
って言うんだろうし実際、違うんでしょう。トムがそんな陳腐な真似事するわけないし。

そこらへん、擁護論を組み立ててるぐらいの人に対抗するつもりも全くない
っていうかできるほど聴いてない。


そもそも聴く気も起きない。


3回聞いて興味もてなかったらその時点でダメアルバムだと思うんだよなぁ。


何より嫌なのは「RADIOHEADだから間違いない」
ってネームバリューで聴いて「何だかよくわからねぇけどスゲェ」ぐらいの
人が沢山居るだろうってこと。
あんなに聴く人を選ぶ音なのに。

「ロックはゴミだ」と言ってこんなアルバムを作ってしまったトムさん。
その姿勢は凄い好きなんだけどなぁー